ホイールを購入する時、悩むのはインチサイズとオフセットですね
ここでは、オフセットの考え方をご説明します
ホイールは、車体のハブと言う部分にナットで固定しますね
そのホイール側の平らな面が、ホイールの中央から何mmずれているかを
オフセットと言って数字で表記します
オフセット５５なら、中央から５５ｍｍずれている事になります
オフセット５０だと、５５より中央に５ｍｍ寄ります
と言う事は、ホイール自体は５ｍｍアウターに寄る事になります
すなわち、数字を小さくすればするほど、車外に向かってホイールがずれます
では、どこまでずらせるのか？これが難しいところです
上の図は、ホイールやタイヤがはみ出ているか見る目安です
タイヤやホイールが、車体からはみ出てしまっては違法改造車になってしまいます
自分の愛車には、どのオフセットが入るのだろう？
簡単なのは、新車時に履いているホイールと同じオフセットにする事ですが
日本車のほとんどが、オフセットが大きく、非常に内側にタイヤがあって
カッコの良いものではありませんね
もう一つ問題になってくるのは車高です
車高を落としていると、ネガキャン（ネガティブキャンバー）になる為
標準車高時の車検対応オフセットより小さいオフセットでもはみ出なくなります
ここでは、標準車高時のオフセット計算方法を紹介しますが
２ｃｍ程度の車高ダウンなら、この方法で大丈夫でしょう
もっと落としていましたら、＋数ミリ程度に収めて下さい
先ずは、標準車高での最大オフセットを調べることからです
ホイールメーカーのＨＰなどでマッチングリストを見ると結構分かります
株式会社ワーク
標準車高時の最大オフセット
CB 7JJ +42
CC 7.5JJ+40
UA2 7.5JJ+40
UA4 7.5JJ+49
これを基準として、リム幅やオフセットを変えると
何ｍｍ外に出るかを計算します
ハブ面を０とした時のアウターリムまでの距離は
リム幅＊25.4/2-オフセットで計算出来る
例
ＣＣ２
7.5*25.4/2-40＝55.25 となりこれを基本とする
7.5Ｊ+35をはいた場合、7.5*25.4/2-35=60.25となり
60.25から基本の55.25を引くと5mm出る事になる
以下の表で何パターンか計算してみました
